【紙製スリーブ】缶4本パッケージ!陳列時の余白をゼロに
片面に4本入り、
「横にはみ出さずに、持てるパッケージ」
スーパーなどで、ビールの6本パックを見かけることがあります。
上に指を入れる穴が開いていて、そのまま持ち上げられる、あの形です。
もちろん、ああいったスリーブ型のツールも弊社で対応できます。
ただ、今回のご相談は少し特殊でした。
「4本入りで、ちゃんと持てるようにしたい」
さらに、「商品サイズより横にはみ出さないようにしたい」
なかなか難しい条件からスタートした案件でした。
- Client
- マーケティング会社 様
- Design category
- 販促什器・パッケージ
- Scope of Work
- 設計、加工、製造

ご依頼の背景
手で持てる形にしたい
対象は、350ml缶をまとめるパッケージ。
※まずは、該当の写真のパッケージよりも先に制作した「6本入りパッケージ」での解決事例です。
一般的な“指を差し込むだけ”の形ではなく、
しっかり持ち手がある「手提げ型」にしたい、というご要望でした。
ただ、ここでまず出てくるのが、
「持ち手があると、積めなくなりませんか?」という問題です。
スーパーなどでは、同じ商品を上に重ねて陳列することも多いです。
そのため、持ち手が常に立っていると、輸送や陳列の邪魔になってしまいます。
そこで今回は、持ち手部分を左右に開ける構造に。
使うときだけ起こして、それ以外はフラットな状態にできます。
これで、上に同じ商品を重ねることも可能になりました。

「羽(はね)」という考え方
そして、今回特に難しかったのが横幅です。
通常、缶が落ちないようにしようとすると、缶の外側、側面の部分を外側へ伸ばす必要があります。
ただ、それをやると、今度は商品サイズより横に大きくなってしまう。
売り場で並べたときに、予定より置ける数が減ってしまう原因になります。
そこで今回は、「羽」の構造を取り入れています。
外側へ幅をプラスして張り出させるのではなく、折る構造で缶を支える形にすることで、
・缶の脱落を防ぐ
・横幅を増やさない ……この両立を狙いました。
見た目もすっきりシンプルに解決しています。

ノックダウンにも対応
もうひとつの特徴が、折りたためること。
側面を開けることで平らな状態にできるため、配送時もかさばりません。
さらに、複数パーツではなく、1枚で完結する構造になっています。
弊社では、なるべく単一のパーツで完結すること、
ノックダウンができて配送コストを抑えられることは常に意識しています。
納品までを一貫して行う弊社だからこそ、大切にしている部分でもあります。
6本入り→4本入りへの変更
こちらの商品、元は「6本入り」でご依頼があったものでした。
実際に流通まで行っている商品でしたが、
別の商品で新たな販促品として「4本入り」を作成したいとのご相談内容でした。
6本の際は、表面3本+裏面にもう3本で計6本という構造のパッケージでした。
4本というご相談のため、2本+2本を最初は考えましたが、
販促デザインの面の大きさが小さくなってしまうというクライアントの意向で、
片面に4本を全て並べるという構造に落ち着きました。
ただ、それでも不安定だったり、一方に荷重がかかってしまうことでの耐久性の問題などが浮上しました。
形自体をもう一度4本用に調整し直すことで、問題はクリアしています。
また、メーカー様によっては「荷重・耐久性のテスト」を行った実績が要提出な場合もございます。
ご要望時にはそういったテストも行い、問題につながりそうな懸念点には十分配慮する努力をしております。
まとめ
「持てるようにしたい」「でも場所は増やしたくない」
シンプルですが、実際に形にすると難しい条件でした。
持ち手、強度、陳列効率。
それぞれのバランスを調整しながら、最終的な形に落とし込んでいった案件です。
\ その他の事例はこちら /
事例はこちらから
\ 詳しい情報や興味を持って下さった方はこちら! /
お問合せはこちら










